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2005年12月19日 (月曜日)

インタビューを受ける

何のインタビューだったかと言いますと・・・
『生殖補助医療制度について』の法律を作るための協力。
せいしょくほじょ・・・?な、なんだ?と思われるでしょうが、
不妊症の診断・治療で実施される、
人工授精、体外受精、顕微授精、胚移植、凍結胚など、
高度技術を要する専門的な医療がこう呼ばれています。

近いうちに認められるであろう、卵子や胚(受精卵)の提供による
生殖補助医療について、不妊治療経験のある人の意見を
聞かせて欲しいとのこと。
現在日本で認められているのは、提供精子による人工授精のみ。
今後、卵子や胚の提供が行われるようになると、
さまざまな問題が起こってくることが予測されます。

今回受けたインタビューの主な内容は、
第三者の提供を受けての生殖補助医療自体への是非ではなく、
それによって生まれてくる子供たちへの援助を
どう行っていけばいいのかというものでした。

前例がないことについて議論するのは大変難しいのですが、
法律を制定する際、専門家のみで審議されることが多い中、
意見が言える機会を与えていただけたのは有意義なことであり、
厚生労働省も捨てたもんじゃないなと嬉しくなったりして、
2時間もしゃべり続けてしまいました。
以前ブログで「不妊治療の現実を知らんのか~!お役人たち」
と言ってしまったこと、撤回させていただきます(笑)。

お話した内容について、ここに詳しく書くことはできませんが、
私が一番に願うことは、子供たちが出自を知った時、
生まれてきたことを心から喜べる状況であって欲しいということ。
そして、親子ともに世間から非難されることなど、
絶対にあってはならないと思うのです。
どのようにして生まれてきた命も、その重さは等しいはずです。

今の私にできることは、不妊についての正しい認識を
持っていただけるよう、少しずつでも世間に働きかけること。
また不妊だけではなく、妊娠、出産、生理や排卵についても
もっと真剣に、大切に考えていかなければならないと思います。

最後になりましたが・・・
今回のインタビューは、私も会員である
NPO法人Fine(現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会)
の仲介によるものです。
不妊というデリケートな問題に関してのサイトを立ち上げられた
その勇気と行動力に、感謝と敬意を表したいと思います。

 参考サイト  厚生労働省
 「精子、卵子、胚の提供などによる生殖医療制度の整備」
 に関する報告書

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コメント

>どのようにして生まれてきた命も、その重さは等しいはず
その通り!難しい問題ではあるけど、少子化を嘆くのなら、古い偏見を捨ててどんな親も子も尊重される世の中になって欲しい。すべての子供は「肯定される権利」があると思うのです。

投稿: fatmama | 2005年12月20日 (火曜日) 08時49分

肯定される権利、そうだそうだ!
不妊だけじゃなく、家族関係にも発展する少子化問題。
父親と母親がいる温かい家庭、サザエさんみたいな一家、
理想的かもしれないけど、片親だったり養子だったり、
世の中には、いろんな親と子がいるのです。
どんな状況で生まれ育ったとしても、
全ての子供が同等に扱われるべきだと思うんだよね。

投稿: mayu | 2005年12月20日 (火曜日) 10時06分

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