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2006年2月22日 (水曜日)

韓国古刺繍とポジャギ展

縫い合わせがどうなっているのか気になっていたポジャギ
友人から「チケットが手に入った」とのメールで
さっそく行ってまいりました。
美術館「えき」KYOTO『韓国古刺繍とポジャギ展』

ゆっくりと手間をかけ作られた布と糸。
小さな布まで大切に、つなぎ合わせて伝えられた
韓国女性たちの文化。
これらの作品は、特別な職人さんが作ったものではなく、
日常生活の中から生まれたものだということ。
家族の食卓で、娘の婚礼道具として作られ、
愛情がたっぷり詰まった、オモニからの贈り物。
なんて豊かで温かい暮らしぶりなんでしょう。

今の時代、布も糸も服も、画一的な大量生産で、
それはそれで便利な世の中だけど、
使い捨てにするやるせなさは、どこに行くのだろうか。

自分がものを作る時、たとえ技術は未熟でも
気持ちだけはこもったものにしたい。
そして、ぼろぼろになるまで使っていただければ本望。
布だって糸だって、本はと言えば生き物なんだから。
簡単に捨ててしまえるものは作りたくないなぁと思う。
人間以外の生き物たちへの感謝の気持ちも込めてね。

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刺繍の筆入れ。図案化した植物と蝶がかわいい!

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コメント

ポジャギ、興味あるんですよ。
前にTVで見て、鮮やかな色使いが素敵だなぁ~と思って。
ひと針ひと針にオモニの愛情がこもってるんですね。
>布だって糸だって本はと言えば生き物
そうですよね・・もっと愛おしんで使ってあげないと。

投稿: fatmama | 2006年2月22日 (水曜日) 21時43分

きれいだったよ~。
色あわせもさることながら、縫い目も美しい!
角に独特の飾りがついていたり、持つためのリボンが
ちょこっとついていたり、とにかくかわいいの。
こういう細やかな心遣いは、
使う人への愛情がなければできないよね。

投稿: mayu | 2006年2月23日 (木曜日) 09時35分

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» ●『韓国古刺繍とポジャギ展』 [ゆうゆうゆうぜん歩録(美術や音楽批評、夢日記などの雑記録)]
4日、京都国立博物館を出た後、JR京都駅の伊勢丹百貨店まで歩き、そこの美術館で見た。この展覧会の出品作は1976年に開館したソウルにある韓国刺繍博物館所蔵のもので、1996年に万博公園内の国立国際美術館で開催された『李王朝時代の刺繍と布』以来の展示だ。その時に買った図録はなかなかいいデザインで、表紙のポジャギの写真が赤、青、黄、白、黒の配色でよく目立つ。今回はここ数年来の韓国TVドラマの日本における人気沸騰によって、韓国文化に関する知識欲が日本に高まったことを受けての展覧会と言ってよい。10年前は1... [続きを読む]

受信: 2006年2月23日 (木曜日) 12時16分

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